大山滝から大山寺 2010/09/06
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（備忘用）登山の時間ログとして
富士山のときに買った登山道具を持て余してたのもあって、
帰省に合わせて山に登ろうと準備していた。
前日に買った大山の山地図にいろんなルートが載ってて、
「大山寺〜船上山」が、結構大変そうだったけどチャレンジしてみることにした。
■登山開始 10:00
当日は、父親に車で一向平まで送ってもらってスタート...と思いきや、
大山滝まで一緒についてくるそうで、ペースをあわせながら30分ほどで滝に到着。
思ったより滝がすごくて良かった。（写真じゃすごくないけど）
■大山滝 10:30
ここから父親は、滝を見に下に降りていきたいって事で別れて、ひとりで登ることに。
この先、途中まではいいペースで進んでたけど、途中からすごく野生な感じになる。
虫がすごく多くなったり（ずっと手で目の前の虫を払わないと、目に入ってくるくらい）
すごく狭い山道で植物に覆われてたり（ここ、とおるの？ってくらいに）
蛇がでてきたり、蜂がでてきたり。
富士山登頂できていい気になってたけど、富士山にない野生感に驚いたし結構怖かった。
■大休口 10:50
大休口までは簡単に行けたけど、
次の大休峠までが大変だった。
延々とジグザグに登っていく感じが続いて気が滅入ったのと、
すごく背の高い木に覆われて、暗かったのがちょっと怖かった。
大休峠では、想像以上にしっかりした山小屋があって、
肩すかしを食らわされた感じだった。
野生感あふれる山道だったのに、ここだけしっかりしてるな..と。
■大休峠 12:00
山小屋の中に登山者が2人いて、
そのうち1人は僕と入れ替わりで山小屋を出て行った。
ご飯を食べるついでに、残ったひとりと色々話をした。
これがすごく楽しい。
最初は相手から話しかけてこられた。
（山の中で出会った人に何を話しかければいいのか
全くわからなかったから、話しかけようにも？？って感じだった...）
「どこから登られたんですか？」って。
50にしては若い。40代くらいの男の人。
10年前くらいから登り始めたらしい。
香取に車を停めて登ってきたみたいだが（大休峠から5km）
僕の持っている地図に「香取」が載っていなかったため
ちゃんとした位置は不明。甲川沿いとのこと。
登ってきた道は通常の登山道とは違う道を通ってきたよう。
「足跡があるところみつけたら行ってみたくなる」
と言っていた。（これはこわいな）
大山には今までも結構登っているらしく、
僕の持ってきた山地図のルートを見ながら
今まで登ったルートの思い出をたくさんきいた。
中でも
①"横手別れ南口"に車を置いて(AM7:00)、
反時計回りにユートピア小屋(AM12:00)
大山寺から回って一周するコース
②朝3:00発の弥山に登って頂上で朝日を見るコース
は話を聞いててスゴく楽しそうで、
いつか行ってみたいと思った。
おじさんは山Shopで売られているようなコンロをとりだしカップヌードルをつくりはじめた。
話が盛り上がってきたトコロでチューハイの缶を空けて他にも色々話した。
（飲んで登山とかすごいな...僕は無理）
■大休峠出発 13:20
30分だけお昼ごはん休憩をしようと思っていたが
話が盛り上がったおかげで大幅に出発が遅れた。
そして船上山を目指して登る予定が、看板を見間違えて、
"川床"方面へ向かうことになる。
5分くらい進んだところで気づいたけど、
別に船上山行きにこだわってなかったことと
船上山を目指すにはちょっと時間が押してたことで
このまま"川床"を目指すことにした。
時々、急に「ゴォォォォォォォォーーーー」って音を鳴らせながら
風が通り抜けた。
風って塊があるんだなって思った。
少し怖かったけど、新たな発見だった。
途中に沢があってイロハスを飲み干したペットボトルに水を汲んだ。
後になって気づいた事だがイロハスってもともと大山の水が入ってるらしい
（鳥取県周辺で売られているイロハスはそうみたい）
でもあとになって飲んでみると天然の方が甘くて美味しかった。
（天然だと、何か変な成分入ってるのかな。。怖）
■川床到着 15:00
帰りのバスとか通ってるかなと淡い期待をしていたけど、
車が2台停まっているだけで、完全に真っ山中（なんだこれ）な感じ。
地図見ると大山寺までなら歩けそうだったから向かうことにした。
■大山寺 15:30
大山寺までの車道は今まで歩いてきた道と大違いでサクサク進めた。
大山寺までヒッチハイクしようと思ったけど、
車に乗ると負けちゃうって思ったのと
親指ピーンってするのに勇気が必要だったこともあってやらなかった。
途中で山登りの格好したおじいさんとおばあさんに出会ってあいさつをした。
このあたりの山で出会う人は必ずあいさつをする。
都会の山は富士山と高尾山しか行ったことないからそれ以外は知らないけど。
その二つはあいさつしてなかったような...気がする...人多いし。
到着後、帰宅用のバス停について、お店の人に聞いてみたら
「15:20すぎると、うーんどうだったかな...」とのこと
いやいや、ちょっと早すぎるだろと思って、
バス停行ってみたら15:20の次に17：30（大山口行き最終バス）があるだけだった。
時間が勿体無いので仕方無く親に迎えに来てもらうことにした。
帰宅して即シャワー。
汗かいた後のシャワーってなんであんなに肌ツルツルするんだろう？
